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市原市林道の管理に関する条例(平成12年9月29日市条例第39号)

  (目的)
第1条 この条例は、市原市が設置する林道に関し、適正な管理方法を定めることにより、林道の機能の保全、市民の利用の確保及び通行の安全を図ることを目的とする。

  (林道の定義)
第2条 この条例において、「林道」とは、林産物の搬出及び森林の保全を図ることを目的として市原市が設置した道路であって、市長が管理するものとして市原市民有林林道台帳に登載したものをいう。

  (林道台帳)
第3条 市長は、その管理する林道について新たに管理することとなったもの、管理を廃止したものその他の変更があった場合は、速やかに市原市民有林林道台帳に記載しなければならない。

  (標識等の設置)
第4条 市長は、林道の保全及び通行の安全を図るため、必要な箇所に林道標柱、標識及び掲示板等を設置することができる。

  (通行利用等の制限)
第5条 林道について通行等の利用をしようとする者は、第2条に掲げる林道の設置目的に照らして、林道の本来的機能を害し、又は他人の共同利用を妨げるおそれのあるような方法で利用してはならない。
2  市長は、林道の幅員、構造、位置その他当該林道の設置された状況を総合的に勘案して支障があると認めるときは、規則で定めるところにより、路線の全部又は一部について大型自動車(道路交通法(昭和35年法律第105号)第3条に規定する大型自動車の区分に該当する自動車をいう。以下同じ。)の通行禁止の措置を講じることができる。
3  林道の保全に必要な工事のための通行、緊急自動車の通行その他市長が公益上必要であると認めて承認した場合は、前項の規定による利用の制限にかかわらず、林道を利用することができる。
4  市長は、林道の維持管理を適正に行い、及び林道の利用の状況を把握するため林道の巡視を行うものとし、次の各号の一に該当すると認める場合は、通行禁止その他の通行の制限をすることができる。
  (1) 林道の損傷、決壊その他の理由により通行が危険であると認められるとき
  (2) 林道に関する工事のため、やむを得ないと認められるとき
  (3) 車両の通行によって林道の構造の保全が損なわれると認められるとき
  (4) その他市長が必要と認めたとき
5  市長は、第2項及び第4項に規定する林道の利用を制限する措置を講じたときは、その旨を標識に示して掲示し、告知しなければならない。

  (通行の許可)
第6条 事業活動(第2条に定める林道の設置目的に適合する事業を除く。)を行う目的で林道において業として大型自動車を通行させようとする者は、市長の許可を受けなければならない。
2  前項の許可を受けようとする者は、規則で定めるところにより、事業の目的、通行車両の台数その他必要な事項を記載した許可申請書を市長に提出しなければならない。
3  市長は、林道の通行が林道の構造の保全上支障がないと認め、かつ、第5条第1項に掲げる方法に当たらないと認めた場合に限り、第1項の許可をすることができる。同項の許可には、必要な範囲で条件を付することができる。

  (許可内容の確認)
第7条 市長は、前条の許可をするに当たって、必要と認めるときは申請者を審問することができる。
2  市長は、林道の通行が許可した内容に合致しているかどうかを確認するため、通行車両、通行量を調査することができる。

  (変更許可)
第8条 第6条第l項の規定による許可を受けた者が許可を受けた事項を変更しようとするときは、規則で定めるところにより変更の許可を受けなければならない。

  (事業の終了等届)
第9条 第6条第l項の規定による許可を受けた者が、当該事業を終了し、休止し、又は廃止しようとする場合は、規則で定めるところにより市長に届け出なければならない。

   (許可の取消し)
第10条 市長は、林道の通行が許可内容又は許可条件に違反していると認めるときは、許可を取り消すことができる。

  (行為の禁止)
第11条 何人も次の名号に掲げる行為をしてはならない。
  (1) みだりに林道を損傷し、又は汚損すること
  (2) みだりに林道に木材、土石等の物を放置し、通行に支障を及ぼす行為を行うこと

  (施設等設置の許可)
第12条 林道に次に掲げる工作物若しくは施設を設け、又は林道を横断して工作物を設けようとする者は、市長の許可を受けなければならない。
  (1) 林産物若しくは土石の集積場又は積載施設
  (2) 工事用施設又は工事用材料置場
  (3) 電柱若しくは電線又は索道
  (4) 用排水路又は耕水管
  (5) 前各号に類する工作物又は施設
2  前項の許可を受けようとする者は、規則で定めるところにより、設置の目的、施設の内容、設置の期間その他必要な事項を記載した許可申請書を市長に提出しなければならない。
3  市長は、第l項に掲げる工作物又は施設を林道に設置することがやむを得ないと認める場合に限り、第1項の許可をすることができる。同項の許可には、必要な範囲で条件を付することができる。
4  第8条の規定は、第1項の許可内容に変更を生じた場合に準用する。

  (原状回復)
第13条 前条の許可を受けた者が当該工作物又は施設の使用を廃止しようとするときは、当該工作物又は施設を除却し、林道を原状に回復しなければならない。
2  前項の原状回復を行おうとする者は、規則で定めるところにより市長に届け出なければならない。
3  市長は、現状回復に当たって必要な措置を指示することができる。

  (損害賠償)
第14条 故意又は過失により林道を損傷した者は、これによって生じた損害を賠償しなければならない。

  (罰則)
第15条 次の名号の一に該当する者は、10万円以下の罰金に処する。
  (1) 第5条第2項の規定による大型自動車の通行禁止の措置に違反して林道を通行した者
  (2) 第6条第1項の規定による許可を受けないで、同項の目的で林道において業として大型自動車を通行させた者
  (3) 第8条の規定による変更の許可を受けないで、第6条第1項の規定による許可を受けた事項に違反して、同項の目的で林道において業として大型自動車を通行させた者

  (両罰規定)
第16条 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関して、前条の違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対しても、前条の罰金刑を科する。

  (委任)
第17条 この条例の施行に当たり必要な事項は、規則で定める。

  附 則
 この条例は、平成13年l月1日から施行する。