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市原市ペット霊園の設置の適正化に関する条例(平成12年9月29日条例第38号)

  (目的)
第1条 この条例は、ペット霊園を適正に立地させることにより、ペット霊園が公衆衛生上住民に与える不安を除去し、ペット霊園を設置しようとする者の権利と周辺住民の平穏に生活する権利との調和を図ることを目的とする。

  (定義)
第2条 この条例において「ペット霊園」とは、犬、猫その他人に飼養されていた動物の死骸の火葬に要する焼却炉の設備を有する施設、当該死骸を埋葬し又は焼骨を納骨するための設備を有する施設及びこれらの設備を併せ有する施設をいう。

  (設置の許可)
第3条 市原市内においてペット霊園を設置しようとする者は、市長の許可を受けなければならない。ただし、自己の利用に供する目的でペット霊園に該当する施設を設置する場合を除く。
2  前項の許可を受けようとする者は、規則で定めるところにより、市長に許可申請書を提出しなければならない。

  (許可基準等)
第4条 市長は、前条の許可の申請があった場合において、次の各号に掲げる基準に適合していると認められるときでなければ、前条の許可をしてはならない。
  (1) 現に人の居住する建造物(以下「住居」という。)からペット霊園を設置しようとする土地(以下「設置予定地」という。)の境界までの距離が、50メートル以上であること。ただし、設置予定地の境界から50メートルの範囲内に住居がある場合で居住する世帯の代表者の相当数以上の同意があるときは、この限りではない。
  (2) ペット霊園を設置する場所は、沼地、河川地等水はけの悪い土地でないこと。
  (3) ペット霊園の境界には、障壁又は密植したかん木の垣根等を設けること。
  (4) ペット霊園の出入口には、門扉を設けること。
  (5) ペット霊園内には、適当な排水路を設け、雨水又は汚排水が停留しないようにすること。
  (6) 焼却炉には、防臭、防じん及び防音について十分な能力を有する装置を設けること。
2  市長は、前条の許可をするに当たっては、ペット霊園の設置に必要な関係法令との調整を図らなければならない。

  (完了届等)
第5条 第3条第l項の許可を受けた者(以下「許可を受けた者」という。)は、ペット霊園の設置に係る工事を完了したときは、遅滞なく、その旨を市長に届け出なければならない。
2  市長は、前項の規定による届出があったときは、速やかに、当該届出事項が許可の基準に適合しているかどうかの確認を行い、許可の基準に適合していないと認めるときは、その是正を命ずることができる。

  (管理)
第6条 許可を受けた者は、ペット霊園の管理を適正に行わなければならない。

  (承継)
第7条 許可を受けた者からペット霊園の土地の所有権その他土地を使用する権利を取得した者及びペット霊園を譲り受けた者は、許可を受けた者の地位を承継するものとする。
2  前項の規定により許可を受けた者の地位を承継した者は、遅滞なく、その事実を証する書面を添付して、市長に届け出なければならない。

  (廃止の届出)
第8条 許可を受けた者が、ペット霊園に関する工事を行わなくなったとき又はペット霊園を廃止しようとするときは、市長に届け出なければならない。

  (許可の取消し)
第9条 市長は、ペット霊園が第4条第1項各号に定める基準に適合しないと認めるときは、許可を受けた者に対する当該許可を取り消すことができる。

  (使用禁止命令)
第10条 市長は、前条の規定により許可を取り消された者及び無許可でペット霊園を設置した者に対し、その使用を禁ずる命令をすることができる。

  (委任)
第11条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。

  附 則
 この条例は,平成13年1月1日から施行する。